おしりをつつく、ほっぺをつつく。 -2ページ目

セイ唱和、殺生

昨日の夕食の支度中のことです。

実家の畑でとれた菜の花を湯がいておりました。


そして色止めのため冷水に放し

絞る


絞る……


わあああああああああっ


   
    あお?むし
あおむし?も一緒に湯がいちまった。

なんか真っ白になって硬くなっていました。


正直、ワタシはこういうモノは苦手なので居合わせた主人に

ヘルプ要請したのですが、強いのは次男

『ちょうだい?』とコイツを指で摘んで

(また彼の人さし指とコイツが同じくらいの大きさなんだ)


ビビりの長男のところに持ってっちゃいました。



「ぎゃぁぁああああああああああーーーーーーーっっ!!!」


泣き叫ぶ長男。


ということで昨夜の食卓は春の香りいっぱいの献立になりました。


   
    春の食卓


筍ごはん

セリのかき揚げ

新ジャガの煮ころがし

菜の花の和え物


……気付いてみたら、この日

かき揚げに使った少量の卵黄と

出汁とトッピングのかつお節以外、全部植物性でした。

とても園児のいる家庭の食卓とは思えん……

ひさしぶりの

昨日18日から始まりました、お弁当。

これから5月の半ばくらいまで毎日弁当デーなんですよね。


早く始まれ、給食デイズ!


で、昨日はファースト弁当だったので、

とりあえずノーマル弁当を持たせたのですが

子供たちが言うんですよ……


『ヘンなお弁当がいい!』


ええ~っ、ヘンって!

でも、やっぱり、びっくり弁当はあくまでもサプライズ弁当で

予告してやったら意味がない弁当じゃないか!


と、いうわけで


    ピカ!ピカ!

……ピカチュウ(卵焼き)

久しぶりにキャラクター弁当を作ったわけですが

全然喜ばねえ弁当!

それなりに苦労した弁当なのに


「どう?」

「あーピカチュウ。あっ!ちっちゃいピザ入っとるーーーーっ!!」


そこ?

( 食パンをちょっと薄く伸ばして、○型で抜いて

 トマトソースと溶けるチーズ、おつまみの細いサラミ(カルパス?)を切って

 乗せたのです。ミニピザ )


……ああ、そうだったそうだった、キャラには関心の薄いヒトだったわ……


次なるサプライズネタはいくつかあるのですが


いっそのこと突き抜けて、ヤツらが100%驚く(喜ぶ)お弁当にしようかと思っています。


その名も 『 うんち弁当! 』


ちょっと濃い醤油だしで色をつけたうどんの先っぽを細く切って

とぐろを巻かせて……

それを半分に切って黄身を抜いたゆで卵に乗せて……

残った黄身はマヨネーズと合えてとぐろ状に搾り出して……

ハンバーグを細長ーーーく作って……

ご飯にはお弁当カレーを……


って幼稚園から教育的指導はいるわ!!!


でもやってみたい…… 

類似品?にご注意?

 

以前、それが存在していたときのお話なのですが

それでも当時、ゆうに20歳は越えていたのですけれど


レゴワールドクラブに入会しておりました。

というのも、お恥ずかしながら会員限定の通販目当てでして……


で、その商品ラインナップ、是非欲しい!と思っていたのが

ブロック型(6ポッチ)リュックだったんですよ。

絶対買おうと思ってたのに、

まさかレゴワールドクラブ自体がなくなるなんて思ってもみなかったんだもの!


今では幻のリュック。

定価2000円ちょいだったと思うのですが

試しにネットで検索してみると、オークションで5000円~


……高いよ!!


でも、欲しいな、ということで

まあ、なければ作ればいいじゃないか!というのが

ワタシのモットー(大げさ)でありますので


作りました、どうにか……それらしく?



   類、似品……?

長男の黄色いリュックは去年の夏の帰省のために

そして今朝完成の次男の青リュックは幼稚園の

延長保育(するときの)のために!


類、似品……の域までは達していないので

まあ、訴えたり訴えられたりにはならんでしょう。

地味な特技


 長男 → 舌を巻く

 次男 → 白目

参りました、大先生

 

 この春から幼稚園に通っている次男ですが

 お恥ずかしながら、まだ1人では上手くボタンがかけられません。


 ぼちぼち練習させてはいるのですが

 なんせ、制服のブラウス、ちーーーっちゃいんですよ、ボタンがね。


 「そしたら、このボタンをお父さん指とお母さん指で摘んで……

   ああ、違うちがう、もつのはココ 」


 「 ええ~?わからん 」


 まあ、忙しくない時間にゆっくり指導してやれば良いのです。

 というかむしろ入園前に!大き目のボタンで!


 わかっていながら


 ……今朝も悪戦苦闘です。

 水曜日は不燃ごみの日なのでごみ袋片手にちょっと長男様にお願いするわけです。

 「なあ、ボタンのかけかた教えてやって? 優 し く 」


 で、まあお兄ちゃんの先生ぶりが気になって

 聞くわけですよ、母は黙って。 

 「そしたら、このボタンのところをリッキーブルーの指で持って……」


 で、出たーーーーーーっ!


 またカブト!

 (ヘルクレス)リッキーブルー、カブトムシの名前です。

 

 ちなみにこんな感じ↓

        
  
     カブトボーグV 01 ヘラクレスリッキーブルー

 一応参考までに、と思ったのですがアマゾンには本物の写真がなかった……

 まあ、解るからいいか、と。


 で、長男の言う『リッキーブルーの指』っていうのが……


 角のところ、みていただけます?

 そう、人差し指と親指を そういう 形に曲げるのです!!


 過去に記事 にした遊び、今も健在なのですが

 ソレを楽しむ際、ヘル(ラ)クレスリッキーブルーを表すときの手の形なのです

 親指と人差し指で摘む形がね。


 と、まあ素人さんにはわからない説明ですよ。


 

 それに次男は素直にうん、と頷いて


 「ああっ!(ボタンがボタンホールから)ポンと出たっ!!」


 ちゃんと理解して、しかも出来てるし!


 ああ、なんて素晴らしい先生!!

 完敗だ!

ネゴシエーター


 ご近所の仲良しさん方との九州旅行から帰ってきた義父母から

 お土産をいただいた子供たち。


 さて、大喜びのそのものとは


      
          タオルハンカチ


 やっぱりカブトムシ。

 

 あ、どうでもいいことですがね

 ワタシ、よくカブトとクワガタのことをひと括りにして

 カブトムシ、と言ってしまうのですよ。


 だっていちいちカブトとクワガタが……なんて言ってられないもの。


 で、まあ、ものぐさのワタシが カブトムシ(クワガタ含む)発言をするたびに

 子供に叱られます。


 カ ブ ト と ク ワ ガ タ !! ってね。


 わかってるよ、でもどっちでもいいじゃない、と思いながら一応謝って

 で、また過ちを繰り返すわけです。


 というのは置いておいて


 この間ポケモンセンターオオサカで買ってもらったハンカチを押しのけて

 お気に入りランキングのトップに輝いたこのタオルハンカチ、なんですけれども


 さて、君たち、どちらを選ぶんだい?


 幼稚園にもっていくためには記名しなければならないだろう?


 さあ、どっちがどっちにするんだい?


 兄が言う

 「なあ、【子イヌ】ちゃん、どっちにする?」


 おお、さすが兄ちゃん、弟に先に選ばせるのね!えらいえらい!!


 弟が答える

 「青!」


 兄

 「 えー……… 」


 ああ、あなたも青いほうがよかったのね。


 一応、母からの『ふたりで話し合って決めること』というお達しの通り

 ここから長男の必死の説得がはじまるわけです。


 「でもな、でもな、赤のほうが男らしい炎のバトルやで?

  かっこいいで?な?」


 炎のバトルだって!

 

 「ほら、青のやつは寒い水の中やで?寒い寒いって言って死ぬで?

  カブトとクワガタは暑いところが好きなんやで?」


 それでも青がいい、と譲らない次男。

 譲れない長男。


 「ええ~っ?でもな、でもな……(半泣き)」

 「あおがいい!」


 両者1歩も退かず。

 ……まあしょうがないか、なによりもこだわっているムシの話だ。 



 で、お上の判決!!


 『ふたりの名前と組を書いたげるから順番で使いなさいよ』


 2人分の組、氏名を書いたからかなりごちゃごちゃになったけどね。

 まあ、まるく治まったからよしとしましょう。





 え?そんならはじめっからそうしとけばよかったじゃないかって?

 や、それは……その……

 やはり過程ですよ、過程……ね?


教えてあげよう

 

 入学式を明日に控えて風邪ひきの次男。

 どうやら扁桃腺が腫れているらしく。


 同時に鼻水鼻詰まりもあるわけで。


 そんな彼と彼の兄の会話が耳に入ってきた。



  「なあ、知っとる?鼻くそって ピーピー 鳴くんやで」



 本気か冗談か

 弟におかしな知識を植え付ける兄の口調は

 おそろしく得意げなわけで。

あれもこわい

 

 【ミクロモンスター】に続く おそろしきもの。


 布張りの座椅子がやぶれました。

 そこから 中身 のスポンジがぽろぽろぽろぽろこぼれてくるのです。

 あまり上等ではないモノなので

 色々な種類のスポンジの切れっぱしの寄せ集め、みたいな、ね。


 そんなかの黄色くて、目の荒いヤツ。


 そいつを恐れる長男。


 「なにが怖いんよ?」

 「キノコ!こんなキノコがある!!」 


 「なんて名前よ?」

 「アミ …… タケ、みたいの!」


 ……ははあ 【アミガサダケ】 だな


       アミガサダケ

 「そんなん怖くないって!食べたら美味しいらしいで?」




 と、言いつつも、本当は

 わかるのよ!わかるの!!


 たとえばこの人、おそらく

 発泡スチロールが熱でちょっと溶けたやつとかも怖いんだ!


 間違いない!

モンスター来襲



 数日前、朝食の支度をするワタシのもとに長男が駆け込む。


 「ム、……なんかムシみたいなんがおるっっ」


 なによ~?あんたいっつもいっつもムシキングだとか

 カブトだとかクワガタだとか気が狂ったように言ってるくせに。


 と、思いつつも彼の指す、居間のカーペットを見てみる。


  
      ミクロモンスター



 こんな感じ。

 ちょっと病に冒された動物の皮膚みたいにも見えますが


 まあ、アレです。


 煙草の焼け焦げ。


 「なあっっ!!そこっ!それっ!!」

 「ああ……これはカーペットが焦げただけよ」


 「でもっっ!なんかっムシ、ミクロモンスターっっ!!!」



 ミクロモンスタぁ~~?


 ここで大爆笑。

 

 ミクロモンスターって!

 ちょっと、ミクロモンスターって!!


 とりあえず取り合わず朝食を出す、食べさせる、片付ける。


 で、いくらムシじゃない、と説明しても

 『ミクロモンスター』を恐れつづける長男。


 解っていても怖いんですってよ。


 「なあっ【子犬】っミクロモンスターをティッシュで隠してっ!

  隠して、早くッ!!」

 「穴が開いとるだけやで?」


 手下の次男に必死で命令するも無視される。

 完全に面白がっている母親はにやにやしながら洗濯物を干す。


 「隠してって!!」


 1人パニックルーム。


 仕方なく長男は『ミクロモンスター』にそろりそろりと近づき

 目いっぱい手を伸ばして、手に持っていたティッシュを

 それ、の上にふわりと落とすことに成功、一安心。


 でも

 いたずら心が顔を、出しますよね?


 偶然を装って足で ちょい、と。


 「あ、ごめん。ずれた」

 「ぎゃーーーーーーーーっっ!!」


 再びパニックになる長男に謝ってシェルター(ティッシュ)をもとにもどす

 と


 解決策を閃いた彼が持ち出したのは

 セロハンテープ。


 シェルター(ティッシュ)を直にカーペットに貼り付けました。


 防護力弱っ!


 結局、あまりにも長男が恐れるので焦げの部分を化粧用の眉バサミ(?)

 で切り(刈り)とってしまいましたが。



 でも、実はこの母にも経験があるんですよね。

 カーペットの焼け焦げを


 こわごわ、こわごわ

 ムシなのかムシじゃないのか遠くから確認した記憶。


 焦げだと判明してもなるべく見ないように暮らした記憶。

 すごいね、血だね。なんかうれしいね。


さんすうすいすい



いざッゆとり教育へ。


ということで、ときどき長男にふっかけてみるのです。



数字との触れ合い


たとえば、家族でのドライブ前
車にスタンバっているときなんかにちょいと


「今車の中にママと【子ブタ】と【子イヌ】が乗っています
 パパがトイレから戻ってきたら何人になる?」


とかなんとか、ほんの易しいことをやるわけです。
まあ、お遊びですよね。


でも気まぐれに出題する父ちゃんはちょっと違うよ。
男、ストレート!というかんじで


「2足す3は?」


と、なんとも見も蓋もないかんじで訊く。


そこで定番の手指動員。

回答は


「えっと……2、と、3、で……
 いちにいさんしいご……5!!」


左手でチョキを作り、右手の指を3本立て
そういうふうになりますわねぇ。正解。


はい、続いての出題フロム父


「6足す4は?」



それはまずいんでないかい?


だって多分小1の算数の教科書にも
6個のリンゴと4個のリンゴのイラストつきで
解説されてるはずだもの!


数える実体なしの問題(?)で5を超えたらだめでしょ?

段階踏まないと。

と横からちょいと口出すも、父は高めのハードルを下げませんでした。 



頑張れ長男。


「ええっと……いち、に、さん、し、ご、」



開いた左手を右手の人差し指で数え始める。


5、までキたよ?


さあ、どうする?


どうするの?


開いた指をもう1本戻すか
左手から1本借りるか


「ろく」




カウント6は


ええっ!?そうくるの!!?
斬新!!!目からウロコよお母さん。


と、いうか

指というものは 5本 と 5本。
今まで それ が当たり前だと思っていたんです。


習った、というか、
まるで初めから知っていたような感覚で
当然のように暮らしていたわけですが


手の指計算法(?)って、
ある意味5進数的な考え方が必要だと、改めて。


うん。アレにどこか似てる。



子供の頃は思っていたんです。


そろばんなんて習っても絶対将来使わんし!


ってね。
いやいや、実感しましたね。
そろばん習ったら暗算に強くなるよ。


六番目のカウントに手の平を使うなんて発想
ちょっと感動的ですらあったけれども。