イングリッシュレッスン
夕べ観たテレビ【学校へ行こう!】で
国語と社会科以外の授業は全部英語で進める、という小学校が紹介されていました。
なんでも卒業するころにはネイティブ並みの英語力を
身につけることができるとかできないとか・・・いや、できるそうです。
最近では就学前からちびっこを英語教室に通わせる親御さんも多いですが
なんだか、アレですね。
・・・寂しい。
これからの世の中、英語の早期教育が進んでしまって
思春期の風物詩がひとつ、この世から失われようとしているのです。
我々の時代には、中学生になって初めて英語に触れるという少年少女たちが
多数いたわけですよ。
それで、普段ちょっと不良(ワル)ぶっていて、かつクラスで目立つ存在の少年が
英語の発音を それっぽく するのが恥ずかしくてわざとカタカナ発音で
ぎこちなく教科書を読む姿がどこの教室でも見られたのですよ。
そうですね、中1とか中2とかソレくらいの時期ですよ。
そういうのもね、島国ニッポンの和心なんです!!
これぞ青春の象徴ですよ。ザ、思春期。
ちょっと甘酸っぱくて、なおかつしょっぱい、そういう思い出が
ひとつ、消え行こうとしているのです。
中学生のとき、同級生に【けんいちろうくん】という男子がいたのですよ。
AET?EAT?の先生の授業ではローマ字で書いた名札をつけるのですが
いつも 『ケニチロー』 と呼ばれていました。
その後、彼の名札は英語担当の日本人教師のアドバイスで
【Ken’ichiro】と書き換えられましたが。